核医学技術研究班

核医学技術研究班の紹介

核医学技術研究班は,放射線技術学や核医学技術学に関する学術活動の推進と発展を図ることを目的に活動しています.現在の班員は,松友紀和(杏林大学,班長),梅田拓朗(がん研究会有明病院,副班長),稲波 宏(東京女子医科大学東医療センター),近松 孝(帝京大学医学部附属病院),鈴木康裕(榊原記念病院),野坂広樹(日本医科大学健診医療センター),我妻 慧(北里大学)の7名で,SPECT・PET・核医学治療・コンピューターシミュレーション・論文作成など幅広い知識とスキルを持ったメンバーで構成されています.

核医学技術研究班の事業は,これまで年1回のフォーラムのみでしたが,今年度からハンズオン形式のセミナーも開催しています.単なる知識ではなく,明日から使える臨床や研究に役立つ技術を会員の皆様に提供できればと思っています.また,日本核医学技術学会や日本核医学専門技師認定機構などの関連団体と連携して,事業を展開できればと考えています.残念ながら核医学検査は減少傾向にあります.これはpersonalized medicineへのアプローチが進んでいるためであり,核医学検査は「患者さん一人ひとりにあわせた最も効果的な診断・治療」の実現に向けて前に進んでいるのではないかと思っています.核医学技術研究班は,これからの核医学検査をより信頼性の高いものにするため,皆様とともに歩んでいきたいと思います.

昨今のコロナ禍を通じてわかったことは,学会活動がいかに「人との出会いとつながり」を作っていたかということです.ぜひ,核医学技術研究班のセミナーやフォーラムに参加していただき,多くの出会いと学びを楽しんでください.今年度も核医学技術研究班をよろしくお願いします.

 

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