支部長 報告

2025年若手研究者支援事業の拡充と他団体連携事業の推進・東京支部組織力強化に向けて

                                                            

会員の皆様におかれましては,日頃より日本放射線技術学会東京支部へご支援,ご協力賜り感謝申し上げます.
まず,2024年度の東京支部事業は2月末をもって終了し,2025年3月5日に「会務執行」「事業」「会計処理」の各項目について2024年度事業計画を基に期末監査を無事終了しましたことをご報告致します.
2024年度は,2023年度に引き続き「医工連携・他団体連携強化」・「東京支部組織力強化」の事業方針を掲げ事業を開始致しました.
大きな事業としまして,東京支部の要であります学術大会を春期と秋期2回開催し多くの会員の皆様にご参加頂くことが出来ました.この場を借りて心より感謝申し上げます.
東京支部組織力強化として,東京支部が誇る12の研究班が力を合わせ,合同セミナーを2回開催致しました.学生向け合同セミナーでは「臨床の現場を知ろう」,研究班合同セミナーでは「乳がん診療の最新情報~他モダリティに知って欲しいこと~」をテーマに多くの学生や会員の皆様に知見を深めて頂く機会としました.また,秋期学術大会では研究班コラボレーション企画や研究班技術フォーラムの同時開催など新しい事業形態にもチャレンジし,東京支部組織力強化として一つの成果を上げられたのではないかと考えております.
また,医工連携・他団体連携強化としてJIRA様と連携を図り,島津製作所への施設見学会やJIRAジョイントミーティングの開催,東京都診療放射線技師会との合同学術講演会を開催し連携強化に努めた他,東京都診療放射線技師会との合同学術大会開催に向けて検討を始めました.
2025年度の事業方針として,「東京支部組織力強化」・「他団体連携事業の推進」に加え,「若手研究者支援事業の拡充」を追加し,地域に根付いた研究者支援事業に積極的に取り組んで行きたいと考えております.
2025年度の事業計画としまして,9のフォーラム,8のセミナーに加え,学生向けセミナー・研究発表トレーニングキャンプ・施設見学会・JIRAジョイントミーティングや合同学術講演会・国際交流Webカンファレンスなど多彩な事業を計画しておりますので,積極的なご参加をお願い致します.
また,東京支部の要であります学術大会は2025年度も春期・秋期と2回開催する方向で検討しております.
まず春期学術大会ですが,第79回東京支部春期学術大会を2025年6月29日(日)に杏林大学井の頭キャンパスで『イノベーションはどう起こるか』のテーマで開催致します.
坂本 岳士大会長(杏林大学)の元,開催の準備を進めておりますので,是非多くの皆様にご参加頂き,日頃の研究成果を発表する場として頂けますと幸いです.詳細は東京支部HPをご確認ください.
第38回東京支部秋期学術大会は飯塚 智裕大会長(東京臨海病院)の元,鋭意準備を進めております.詳細は順次HP・メルマガ等でお知らせ致しますので宜しくお願い致します.
最後に, 東京支部は今後も東京支部会員の皆様に有益な情報を提供できるよう事業運営をして参ります.会員の皆様におかれましては,東京支部事業に積極的なご参加とご理解,ご協力を賜れますよう宜しくお願い申し上げます.