消化器撮影技術研究班
第296回東京支部技術フォーラム印象記(2025年1月21日)
消化器撮影技術研究班の紹介
消化器撮影技術研究班は,班長:青木聡(東海大学医学部付属八王子病院),副班長:松本裕治(東京都立大久保病院),高岡芳徳(埼玉石心会病院),伊藤雪乃(東海大学医学部付属八王子病院)の4名の委員で構成しています.
消化器撮影技術研究班では,バリウムを用いた上部消化管検査や下部消化管検査はもちろんのこと,消化器として肝・胆・膵などの臓器に特化した画像に関する技術や装置の精度管理能力等の向上を目的に活動しています.
胃X線検診に着目すると,2019年からは日本消化器がん検診学会と全国労働衛生団体連合会との共同事業として検診施設における精度管理状況,撮影技術,読影技術など,技術水準の維持,向上を図ることを目的とした精度管理調査が始まりました.それに伴い消化器がん検診学会による胃がん検診専門技師に対する読影補助認定制度も始まっています.
また,昨年度は消化器撮影技術研究班として胃や大腸だけではなく,肝・胆・膵を対象とした臓器のS T A T画像に対するセミナーをC T撮影技術研究班と合同開催するなど,ジェネラリストな診療放射線技師としての関わり方も模索しております.
今年度も年に1回のセミナー開催および研究班としての学会発表など意欲的に活動していきたいと考えております. 若手とベテランが融合し,温故知新,不易流行の精神で会員のみなさまに有益な情報を提供できるよう活動に取り組んで参ります
2025.4.14 班長 青木聡
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