画像研究班
画像研究班の紹介
画像研究班は,主にDR系の画質評価法,画像処理および解析などをセミナー形式にて年2回程度開催しています.
現在の班員は,鳥居純(国立がん研究センター中央病院,班長),小野寺浩幸(日本大学病院,副班長),永井優一(国立がん研究センター東病院),門間正彦(茨城県立医療大学 保健医療学部 放射線技術科学科),石井伸英(富士フィルムメディカル),池野直哉(国立がん研究センター中央病院),松木亮二(東京都保健医療公社 大久保病院),阿部泰之(聖隷佐倉市民病院)の8名にて構成されています.
「画質評価」・「画像解析」という言葉だけ聞くと,比較的ネガティブなイメージを持っている方が多いかと思います.しかし日々の臨床業務において,機器の新規導入・更新,医師による画質改善の要望など,様々な場面で画質について考えさせる機会があるかと思います.
「私が思う良い画質」=「他人から見ても良い画質」でしょうか.診断能や描出能を向上させるための画質改善や画質を担保しつつ被ばく低減を考えることは,医用画像を取り扱う診療放射線技師として重要であると考えています.当研究班のセミナーにて,画質について適切な信頼性の高い画質評価を行う方法を学び,その得られた知識が臨床現場にフィードバックするための一助になればと考えております.
画像研究班が開催するセミナーは,ご自身のPCを使用し「実習形式」にて毎回企画しています.また,日本放射線技術学会画像部会との共催事業として,DRセミナーやROCセミナー,臨床画像評価セミナーも開催しています.しかし2020年度はコロナの影響にて活動を中止させていただきました.会員の皆様のご期待に添えず大変申し訳ございませんでした.当研究班は実習形式にての企画を大切に考えておりますが,今年度はこのような状況下でも行えるような内容・企画を模索し,開催できるよう邁進していきます.今年度も画像研究班をよろしくお願いいたします.
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