支部長 報告

東京支部支部長 谷畑 誠司

 2022 年学術事業の更なる New Normal 化へ向けて
会員の皆様におかれましては,日頃より日本放射線技術学会東京支部へご支援,ご協力賜 り感謝申し上げます.
まず,2021 年度の東京支部事業は 2 月末をもって終了し,2022 年 3 月 7 日に「会務執行」「事業」「会計処理」の各項目について 2021 年度事業計画を基に期末監査を無事終了しましたことをご報告いたします.

 昨年,東京支部では「学術事業 New Normal 化への対応と活性化」と「東京支部組織力強化」の事業方針を掲げ 2021・2022 年度の事業を開始いたしました.2021 年度は,2020 年度同様に新型コロナウイルス感染症の蔓延により参集型の事業が難しい状況が続く中,東京支部の組織力と Webinar を積極的に利用するなど,創意工夫で事業をおこなって参りました.

 東京支部の国際化事業であります研究発表トレーニングキャンプは第 5 回を数え,合宿形式からWebinar を併用した形式で実施いたしました.事前の動画配信から課題資料の提供など約 1 ヶ月以上をかけた新しい事業形態を取り入れ,今後の可能性を示すことが出来た事業であったと感じております.また,放射線治療技術研究班はオンデマンドのセミナーを開催,関連学委員会では企業の施設見学を Web 施設見学会として開催するなど,新たな形で会員の皆様へ情報 を発信して参りました.
2022 年度は東京支部学術事業の更なる New Normal 化へ向けて準備を進めて参りますので,東京支部事業にご参加いただけますと幸いです.

 2022 年度東京支部学術事業は,各研究班から東京支部セミナーを 10 事業,東京支部技術フォーラムを 11 事業,学生向けセミナーや本部との共催事業,常置委員会からは学術大会,施設見学会,他団体とのジョイントミーティングや学術講演会,国際化に向けたトレーニングキャンプ,国際交流 Web カンファレンス,Research Award(公募研究助成事業)など年間を通して充実した事業を計画させていただいております.会員の皆様に多くご参加いただき,ご施設での技術活用にお役立ていただくことを願っております.
 

 次に東京支部の大きな事業として,第 76 回東京支部春期学術大会のご案内をさせていただきます.
5 月 21 日(土)に TKP ガーデンシティ PREMIUM 田町にて「未来から現在へ ―技術は、今をもっとよくできる―」をテーマに掲げ開催いたします.(https://jsrt.tokyo/archives/category/gakujutu)松友紀和大会長(杏林大学),我妻慧実行委員長(北里大学)の元,開催の準備を進めておりますので,是非多くの皆様にご参加いただき,日頃の研究成果を発表する場としていただけますと幸いです.
 また,今年度もう1 つ東京支部が関わる大きな事業として,第 50 回日本放射線技術学会秋季学術大会がございます.会期は 2022 年 10 月 7 日(金)〜9日(日)の3日間,場所は両国 KFC Hall & Rooms(国際ファッションセンター)で開催いたします.(https://www.jsrt.or.jp/gmeeting/shuki50/)大会長は飯田 紀世一(東京慈恵会医科大学附属病院),実行委員長は谷畑 誠司(東京女子医科大学病院)が担当させていただきます.
こちらに関しましても,現在鋭意準備を進めておりますので,順次 HP やメルマガ等でお知らせして参ります.多くの皆様のご参加をお待ちしております.

 最後に, 東京支部は今後も東京支部会員の皆様に有益な情報を提供できるよう,New Normal化に向けた事業運営をして参ります.会員の皆様におかれましては,東京支部事業に積極的な ご参加とご理解,ご協力を賜れますよう宜しくお願い申し上げます.