支部長 報告

2020年度支部事業と新型コロナウイルス感染拡大への対応

東京支部支部長 飯田紀世一

 このたびの新型コロナウイルス感染症によりお亡くなりになられた方々に謹んでお悔やみ申し上げます.
 会員の皆様方におかれましては,日頃より日本放射線技術学会東京支部へのご支援,ご協力賜り感謝申し上げます.
 例年通りの4月の発刊を予定して準備しておりました矢先,新型コロナウイルス感染拡大に伴い緊急事態宣言発令と未曽有の危機的状況に陥りました.歴史的緊急事態に伴いまして学会対応に基づき本誌も発刊が遅れました.東京オリンピックの延期をはじめ各種イベントは中止,延期となり,外出自粛,テレワークのなか,医療機関ではコロナ患者の受け入れとともに院内感染の発生に細心の注意を払い診療にあたってきました.疲労蓄積しつつも医療人としての使命感のもと献身的なご努力に深く敬意を表する次第です.緊急事態宣言が解除されたものの第2波の恐れもあり,医療人として決して気を緩めず,ある程度の自粛は引き続き必要のようです.
 さて支部においては新型コロナウイルス感染拡大に伴い2月下旬より会議,セミナーなどイベントをWeb会議,中止延期することで対応しております.
 その中でも一大イベントであります「第74回東京支部春期学術大会」は来場者や関係者皆様の安全と健康被害の拡大防止の観点から,やむを得ず開催中止を決定いたしました.来年度は北川久大会長(東京慈恵会医科大学附属病院)福澤圭実行委員長(国家公務員共済組合虎の門病院)のもと皆様のお力添えを頂き盛大に開催ができることを切に願っております.
 また現在Webセミナーの開催について検討しており,発刊する時期には開催予定もしくは開催しているのではないかと思います.是非ご参加ください.
 2019年度の東京支部事業につきましては2月末日をもって終了し,2020年3月4日に「会務執行」「事業」「会計処理」の各項目について2019年度事業計画を基に期末監査が無事終了いたしました.
 表彰においては長きにわたり支部理事だけでなく本部理事,JIRA役員も務められ支部の運営に多大なるご尽力を頂きました前田幸一氏に功労賞を,学術大会での発表演題の中で優秀演題に対して,学術奨励賞1名,新人研究奨励賞9名を選考いたしました.入賞の方におかれましてはご努力が実を結ばれましたこと,心よりお慶び申しあげます.
 学術支援事業では1題のResearch Award応募採択がされました.Research Awardは応募採択された研究が東京支部春期学術大会での演題発表が行われたものに対して表彰,日本放射線技術学会誌または Radiological Physics and Technology (RPT)誌への論文投稿が受理された方には,副賞10万円を授与します.是非ご応募ください.
 本学会の「第48回秋季学術大会」は東京支部が8年ぶりの担当となり,10月開催を予定しておりましたが,2020年度第1 回本部理事会( 4 月26日開催)にて開催を断念し,中止することを決定いたしました.しかしながら数年後に改めて開催する方向で検討しております.
 イベントのWeb開催のメリットもありますが,会場に集まっての開催も深い人的,知的ネットワークの構築にもつながり,やはり必要です.一日も早く終息し,日常生活が戻り,Web開催も取り入れつつ会場での開催ができる事を願うばかりです.
 会員の皆様におかれましては今後も引き続き東京支部の事業運営にご支援賜りますようお願いいたします.開催が可能となった際には是非とも多くの方々のご参加をお願いいたします.