一般撮影技術研究班

一般撮影技術研究班の紹介

我々,東京支部 一般撮影技術研究班では8人の班員で構成され,これまで技術フォーラム,セミナー,学生向けセミナー,多摩地区でのセミナーをそれぞれ1回/年開催してきました.講演内容は撮影技術や画像診断を中心に話を展開していき,研究班のスタッフが基本的に講演を行うように心がけています.また,一般撮影に関するフォーラムやセミナーは全国的にいても数が少ないのが現状です.現場においても他モダリティと比べおざなりになっている感も否めません.撮影する意義やちょっとした工夫による撮影技術,体位が取れない患者の撮影方法などをお話しし,その後に続くCTやMRIなどの検査に繋げていけるようマルチモダリティでアプローチしています.

学生向けセミナーでは学生の皆さんに対して国家試験の対策だけに留まらず,どのようなことを念頭に置いて検査を行うべきか,得られた画像から何を読み解いていくのかなどもお話しています.これまで学生向けセミナーでは学生の方々はもちろんのこと,若手技師の方も多く参加していただいています.

しかしながら2020年度はCOVID-19が世界中を席捲したことにより, 医療界も大きく影響を受けこれまでの状況が一変しました.世の中の様々なイベントが中止延期となり,東京支部でのフォーラムやセミナーなども同様で開催を控えざるをえなくなりました.2021年度はフォーラムやセミナーの開催を制限しつつではありますが,徐々にWebinarも含めた再開を考えていきたいと思っています.受講していただいた方々にはすぐにでもお役に立てられるよう,解説してまいります.

本年度も東京支部ならびに一般撮影技術研究班をよろしくお願いいたします.

 

« 戻る